オンライン家庭教師、興味あるけど実際どうなんだろう。
オンライン家庭教師になるために何か必要なものってあるのかな?
この記事では、こういった疑問を持つ方のために、オンライン家庭教師になるまでの流れや必要なスキルなどを解説しています。
現役オンライン家庭教師の私が実際仕事をして感じたデメリットまで公開してますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
オンライン家庭教師って?
その名の通り、在宅で生徒さんとオンライン授業をします。
- Wi-Fi環境
- PC
- 大卒資格(もしくは大学在学中)
さえあればどこでもお仕事ができます。
オンライン家庭教師になるまでのステップ
応募
まずは求人サイトや検索から、自分に合った教室を見つけましょう。
有名どころは、例えば以下のようなものがあります。
などなど。
所属大学によっては選択肢が広がりますね。
書類選考
応募が完了したら、書類選考の案内があるかと思います。(※教室によって異なります)
学歴、職歴、取得した資格を正しく書きましょう。
志望動機も丁寧に書かなければいけませんね。
適正試験
塾講師や家庭教師のアルバイトは、応募者の学力を見る適正試験が実施される場合が多いです。
だいたいは、高校または中学範囲の数学/英語/国語から出題されます。
指導希望教科や応募内容によって人それぞれです。
学力を見る試験以外にも、応募者の人柄など人間的な側面を測るための設問がある場合もあります。
よっぽどミスが多くなければ通過できるでしょう。
面接
人事担当者との面接です。(こちらも大抵、オンラインで完結します。)
よく聞かれる内容としては
- 志望動機、なぜこの仕事を選んだか
- 指導スタイルや、指導上意識している点(経験者)
- この仕事で身に付けたいスキルなど
- 学生時代、受験などに向けて工夫した点
などです。
学習面、指導面での意識を測られる以外にも、
面接官は応募者の人柄や受け応えの様子もしっかり観察しています。
笑顔でスムーズに対応できるよう、前もって話したいことを整理し、面接のイメージトレーニングをしておくようにしましょう。
逆に、こちらから指導に関することや教室のことなどを面接官に質問をする、いわゆる「逆質問」を用意しておくことで積極性のアピールにもなります。
合格通知
以上の選考を通過すれば、合格通知と研修の案内が受け取れます。
※ここまでのステップでもそうなのですが、教室側からの連絡に対してはできる限り早く、24時間以内にはレスポンスしましょう(社会人としての基本です)。
レスポンスが遅く反応がないことにより、相手に不信感を与えてしまえばそこで落選することもあり得ます。
研修
ここまで来ればあと少しです。
指導のマニュアルや指導上の注意、給与関連の事項、規約の確認、講師登録の手続き等を終えれば、研修を実施する教室もあります。
教室側の人間を相手に「模擬授業」を行ったり、
教室のマニュアルを確認するようなテストがあったりします。
また、オンラインで授業を行いますので、ネット環境の再確認や機器の動作確認をする接続テストも実施されるかと思います。
生徒さんの紹介や顔合わせ
研修や契約等を無事に終えれば、いよいよ生徒さんとのご対面です。
教室側が、生徒・講師それぞれの属性に合わせてマッチングを行います。
紹介された生徒さんやそのご家庭の方との面談の機会が用意されている教室もあります。
自己紹介や指導方針、授業の内容についてしっかり説明してあげましょう。
また、生徒さん自身とのコミュニケーションをはかり、信頼関係を築く第一歩を踏み出しましょう。
同時に、志望校や学校、家庭での学習の様子、勉強に取り組む姿勢についてもヒアリングしておきましょう。
こういったお仕事では「信頼関係」が肝となります。
お顔合わせで悪い印象を持たれないよう、しっかり準備して挑みましょう。
いよいよ、指導開始です!
応募、選考、研修を経ていよいよ指導開始です。
ここまでのステップで、教室によっては1ヶ月ほどかかる場合もあります。
先述のように、何段階もステップを踏みますので出来る限り早いレスポンスを意識しましょう。遅ければその分、選考も長引いてしまいます。
生徒さんのご家庭と連絡を取り合うこともあると思いますので、
こちらもしっかりと、早いレスポンスや「報連相」を意識してお付き合いしていくように心がけましょう。
オンライン家庭教師のメリット・デメリット
メリット
- 在宅で、オンラインで働けるから通勤時間がゼロ
- 自宅という落ち着いた環境でリラックスして授業ができる
- 時給が高い(¥2000〜)
- 全国の生徒が顧客になる、市場が広い。
教室によっては服装の指定などあるかも知れませんが、自宅なので楽にして授業をすることができます。
通勤時間がゼロなのでその分、時間対効果が大きいですね。実際に教室に行くタイプの塾だと、通勤時間によってはその分時給換算が低くなってしまう場合もありますから。
また、実際の教室を構えていない分、教室側は家賃や土地代も要りませんので、労働者側に還元できる金額も大きくなります。
デメリット
- 生徒と実際には会えない
- 通信環境の不具合があれば授業がスムーズに進まない
- 何かあった際にその場で頼れる他者がいない
私自身、実際に教室へ出勤するタイプの塾での指導歴もありますが、
これと比べてオンラインでは生徒本人と対面できないのは少し寂しく感じたりはします。
また、生徒さん側の通信環境によっては思うように授業が進まないケースがある場合も。その際には、しっかり教室へ報告しましょう。
実際にオンライン家庭教師のお仕事をしてみて
全国各地の生徒さんと繋がれるので、案件が絶えないのはありがたい事です。
通常の塾であれば、立地によっては顧客(生徒)が少なく、
あまり授業に入れないから稼げない、ということはあるあるです。
また、通勤が無く在宅で授業ができるという点を私はとても気に入っています。
時給も、以前の教室の倍額以上なのでそこも魅力的です。
以前よりも時間とお金に余裕ができたため、その分趣味やまた別の仕事にも手を付けることも可能ですよ!
オンライン家庭教師の収入面に関して詳しくはこちらでまとめています。
まとめ
オンライン家庭教師にはメリットデメリットありますがとてもやりがいのあるお仕事で、
時給も良いので特に大学生や主婦のみなさんにはオススメのお仕事です!
これを機に、是非検討されてみては?
他の記事ではオンライン家庭教師以外の在宅ワークも紹介しています。